寝ている間に美肌になる?「睡眠美容」のススメ
LIFE STYLE
2018.09.25 睡眠 美肌睡眠不足が続くと、体調面の不調に加えて、肌がどんよりくすんだり化粧ノリが悪かったり…といった肌トラブルを抱える方も多いはず。忙しくてなかなか睡眠時間が取れない人は、睡眠の質をよくするちょっとした工夫を取り入れて、美しい素肌を育みましょう。
睡眠不足になると肌があれるのはなぜ?
私たちの肌は睡眠中に細胞分裂を繰り返すことで、昼間受けた紫外線や乾燥などのダメージを修復しています。睡眠中に分泌される”成長ホルモン”が肌の修復にとって不可欠なため、ぐっすり眠れてないと肌がダメージを回復できず、トラブルが起こりやすくなってしてしまうのです。
眠り始めの3時間がお肌のゴールデンタイム
「夜10時から2時の間に寝ると肌にいい」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、実はその説は昔のライフスタイルにもとづいたもの。本来のゴールデンタイムは寝ついた時間によって決まります。美肌づくりに欠かせない成長ホルモンが最も多く分泌されるのは眠り始めの3時間。ここでぐっすり眠れる環境を作ることが、美肌への近道です。
睡眠の質がアップする3つの習慣
ほんの少し意識するだけで睡眠の質がグンとアップする3つの習慣をご紹介。
実践できそうなものを取り入れて、寝ている間に美しい素肌を育みましょう。
1:ホットドリンクで心と体を温める
私たちの体は、一度体温が上昇しゆっくり下がるときに眠気を感じるメカニズムになっているため、体を適度に温めるホットドリンクは睡眠の質を高めるのにぴったり。カフェインが入っていないハーブティーやそば茶、温め効果の高い葛湯、リラックス効果のあるホットミルクなどお気に入りのホットドリンクを就寝前に楽しんでみましょう。
2:ブルーライトをシャットダウン
スマホやパソコンなどが発するブルーライトは、自然な眠りを促すホルモン”メラトニン”の働きを抑制してしまいます。そのため、就寝前にスマホやパソコンを見てしまうと目が冴えてしまいなかなか眠れない状態に。質の高い睡眠を取れるよう、就寝の2時間前からはブルーライトを浴びすぎないよう心がけましょう。
3:空間を整える
部屋が散らかっている状態だと心が落ち着かず、ゆったりと眠ることができません。寝る前にほんの2-3分だけでも、寝室やベッド周りを整えましょう。部屋着とパジャマが一緒という人は、寝るときにきちんとパジャマに着替えると睡眠スイッチが入りやすくなります。
また、ラベンダーやカモミールなどの香りは眠気を促す効果も。お気に入りのアロマオイルなどを焚いてリラックスしてみるのもおすすめです。
睡眠は美肌に欠かせない重要なスキンケアの一部。夜10時に無理して寝る必要はありませんが、トータルの睡眠時間を考えると深夜1時までには眠るように心がけて、美肌を育みましょう。