先端医療で活躍する「 幹細胞」の働きとは?

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2018.09.25 サイエンス ヒト幹細胞 成分

「幹細胞」という言葉を聞いたことはありますか?

ヒト幹細胞は私たちが生命を維持するために重要な役割を担っている細胞のひとつです。近年この幹細胞を用いた「再生医療」は、画期的な治療として世界中から注目を集めています。医療分野はもちろん、美容分野でも活躍が期待される幹細胞について詳しくご紹介します。

 

幹細胞とはどんな細胞?

幹細胞は自分と全く同じ細胞を複製する力(自己複製能)と、様々な種類の細胞に分化する力(多分化能)という2つの能力を持つ特殊な細胞です。私たちの体はおよそ60兆個もの細胞で構成され、日々少しずつ細胞が入れ替わることで生命を維持していますが、この細胞の入れ替わりを担っているのが「幹細胞」です。

 

 

医療界に革命をもたらした幹細胞治療

幹細胞を用いた再生医療は、世界中で研究され今まさに実用化が進められつつあります。これまでは、ケガや病気などによって細胞や組織が大きく損傷してしまうと、機能を完全に回復させることは難しく治療法も限られていました。

しかし現在は、幹細胞の持つ複製能力を活かして細胞や骨、軟骨、神経、臓器などを作り出すことが試みられており、様々な病気の治療が大きく前に進むことが期待されています。

 

幹細胞の力を美容分野に応用した先端エイジングケア

再生医療で研究が進められている幹細胞は、もちろん美容分野でも注目を集めています。ヒト幹細胞培養液エキスは幹細胞を培養する際に抽出されるエキスで、幹細胞自体を含んでいるわけではありませんが、EGFやFGFなどのグロースファクターをはじめ美肌スイッチを入れるサイトカインを豊富に含んでいます。

これらの成分が肌の内側にアプローチすることで、肌自体がコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生成するのをサポートし、内側からふっくらとなめらかに弾むような手触りをもたらします。

一時的にうるおいを補うだけではない、新しい次元のエイジングケアの研究はこれからも進化し続けます。

 

 

※ヒト脂肪順化培養液エキス